子どもを承認・信頼するために毎日コレをやりましょう!
こんにちは。
テラコヤイッキューのわたなべです。
今日のテーマは
お子さんを承認・信頼するマインド作りについて。
よーーーーくある相談ごとの一つに
「子どものことを信じたいけど、どうしてもできない」
「できていない子どもを認めるのが、どうしても難しい」
「どうしても心配になって口を出してしまう」
こんなお悩みです。
信じたいけど、できない
認めたいけど、できない
安心して見守りたいのに心配が勝ってしまう
こんな状況はどうしてうまれるのでしょうか?
なぜ悪いところにばかり目が向いてしまうのか
なぜ、子どもたちのできていないことやダメなところに
目がいってしまうのでしょうか?
これって、私たちが生まれたときから
遺伝子に組み込まれているんです。
ネガティブなところについつい目がいってしまう私たちの性質を
ネガティブバイアス
といいます。
ネガティブバイアスは、原始の本能なんです。
はるか昔。
人類が狩猟採集生活をおこなっていたころ。
周りには危険がいっぱい。
ネガティブなことに注目しないと生き延びることができなかった時代です。
たとえば暗がりの中にチラリと光るもの を見つけたら
猛獣かもしれない!
ととっさに気付くことができないと
生き延びることができなかった時代です。
そんな遠い祖先が生き延びるために遺伝子に刻んできたことが
私たちの本能には残っていると言われています。
お子さんの足りないところにばかり注目して気になってしまうのも
このネガティブバイアスのせいなんですね。
でも、私たちが生きているのは原始時代ではなく、現代。
ネガティブバイアスは、現代を生きるうえで足かせになってしまう場合もある。
だからこそ
私たちは無意識の「原始の本能」があることをきちんと認識し、
対処していく必要があるんです。
このネガティブバイアスを知り、対処していくことができれば
お子さんの「ダメなところ」ばかりに注目することがなくなり
お子さんのことを信頼したり、承認したりができるようになっていきます!
毎日3つ!子どものほめポイントを書き出そう!
皆さんに質問です。
先週のお子さんのほめポイント、いくつあったか思い出せますか??
少し考えて書き出してみてください。
- ご飯の後片付けをしてくれた
- 自分から机に向かっていた
- 学校に毎日元気に通えた
お子さんの良いところ、書き出せるだけたくさん!書いてみてください。
ささいなことも含めて、たくさん書き出せましたか??
無意識にネガティブなところに注目してしまうのなら
意識的にポジティブなところに注目していくしかないんです!
どうですか?
なんだかやる前と後では
お子さんのことを信じられるような気がしてきませんか?
本当は、お子さんにはたくさん良いところがあるんです。
欠点しかない人間なんて、いないです。
そして欠点だと思ったことでも、見方によっては長所にもなりますよね。
こんな風に今まで無意識に「見えない」状態になっていた「良いところ」にフォーカスすると
「この子には可能性がたくさんあるんだ」
「この子にはいいところもたくさんあるなぁ」
「この子がいてくれるだけで、幸せなんだよね」
こんな風に思えるようになる。
そしてそれがそのまま
「この子のこと、信じられる気がする」
こんな気持ちにつながっていきます。
なんだかうさんくさく聞こえるな、っていう方もいらっしゃるかもしれないですが
本当に、人間マインドや捉え方がすべてなんです。
ネガティブに捉えてしまう人は
ネガティブな人生になってしまう、と私は思います。
お子さんのことを信じるために、お子さんの良いところ探し、していきましょう!
物事の良し悪しを決めているのは、いつも自分です。
お子さんの言動、それ自体に、良いも悪いもありません。
自分自身が、良い・悪いの決めつけを行っています。
これが「無意識」のままだと、『悪い』判定になる可能性の方が高い。
なぜならネガティブバイアスがかかっているから。
お子さんの言動に「良い」判定をしていくために
『ポジティブなところに注目していく』習慣を作っていくことが有効なんです。
ここで私からみなさんにリクエスト!
1日3つ、その日のお子さんの良いところ書き出し、していきませんか?
ネガティブバイアスを乗り越えて
お子さんを信頼・承認するための『心の準備』をしていきましょう!
1週間続けると、何か変化があらわれるはず。
できたら、こちらのフォームから回答してみてください😆
それでもできない…そんなお母さんに一番必要なもの
こんな風に、お子さんのプラスな面に注目しても、
どうしても…
どうしてもお子さんを承認したり信頼したりが難しい。
そんな方もいらっしゃいますよね。
そんな方に必要なものは
『自分自身を承認し、信頼すること』
です。
お母さん自身が自分を否定してしまっていたり、
自分に厳しすぎたり
他者からの目を気にしすぎていたり
自分はこれでいいんだって、思えていない状態だと
お子さんを承認したり、信じることはできません。
イライラすることもあるけど、これが自分。それでもいいんだ。
自分にもきっとできる。自分も変われる!
人と比べなくていい。今の自分で十分幸せなんだ。
こんな風に思えるようになることが、お子さんを承認・信頼するための最初の一歩です。
どうでしょうか?思えていますか?
自分自身を承認できない人には、人を承認することは絶対にできません。
自分自身を信頼できない人が、他の人を信頼することなんて絶対にできません。
だから、
いつも言っています。
お子さんの前に、お母さんなんですよ。
って。
お母さんの承認欲求が『自己承認』まで満たされていないと、お子さんを承認することは難しい。
だから、お母さんは自分自身を承認してあげてください。
自分自身を承認することが難しいのなら。
それは、「他者承認」の欲求が満たされていないんです。
お母さん自身は、誰かから承認されていますか?
「それでいいんだよ。」
「今のあなたで、十分素敵なんだよ」
「イライラすることだってあるよね」
こんな風に承認してくれる人が周りにいますか?
私、最近考えているのが
お母さんがお子さんを承認できない理由のひとつに
お母さん自身が承認される機会がとても少ないっていうのがあるんじゃないか
ってこと。
毎日、お子さんと向き合って、家事をして、お仕事もして、、、
それをきちんと承認してもらえてるのかなって。
ここが機能していないと、難しいよなぁ。って思うんですよね。
だから、私たちに承認させてください!って言ってます。
オヤココースは、承認と継続のコミュニティの要素をもたせています。
毎週の振り返り、全員で共有します。
お子さんのことについても、それ以外のことでも
みんなで共有して、コメントで承認しあっています。
だから続けられるし、
お子さんの良いところに目を向けようって
行動し続けることができる。
そんなコミュニティです。
あとは私とのサポート面談でも承認しまくります😆
そんな風にお母さんたちがたくさん承認してもらえて
たくさん承認し合って
お子さんの前に自分自身を満たすことができる
この部分を大きなテーマにしたコースです。
ぜひ、仲間になってほしいなぁって思います。
ひとりでも多くのお母さんが
「子どもの自走」に向けた関わり方ができるように。
ひとりでも多くのお母さんが
「子どもの自走」に向けて自分自身を変えていけるように。
ひとりでも多くのお母さんが
笑顔で、幸せに毎日を送れるように。
私たちは活動しています。
ぜひ、お問い合わせくださいね。