子どものダラダラはパパのせい?!夫婦関係が子どもの成長に与える影響とは?

今日のテーマは、「夫婦関係って、子どもの自走に関係するの?」です。
子育てで悩んでいるとき、
「これって、パパの関わり方のせいなんじゃないかな」
と、心のどこかで思ったことはありませんか?
夫婦で子育ての考え方が合わない。
お母さんが一人で頑張っている気がする。
もっとパパにも協力してほしい。
「パパは大きな子どもと同じ」
そんなふうに感じているお母さんもいるのではないでしょうか。
子どもが勉強しない、やる気がない、自走していかない、不登校になってしまった。
こういった子育ての悩みを抱えているご家庭では、実は配偶者との関係にモヤモヤを抱えているケースも多くあります。
多くの家庭では、子どもの問題と夫婦の問題を別々のものとして考えます。
でも実は、子どもの状態の背景に、夫婦関係が影響していることもあるのです。
子どもの自走に必要なのは「安心・安全の土台」

自分で考えて、自分で選び、失敗してもまた挑戦する。
そんなふうに、自分自身でやる気を持ちながら前向きに行動していく力が、自走する力です。
子どもには、この自走する力を身につけてもらいたいですよね。
そのために必要なのが、安心・安全の土台です。
「安全基地」と呼ばれるものですね。
人は、
「失敗しても、ここに戻ってくれば大丈夫」
「疲れても、この人と一緒にいれば回復できる」
と思える場所があるからこそ、外に出て新しいことに挑戦できます。
反対に、安心・安全の土台がなく、不安が強い状態では、子どもは成長することにエネルギーを使うことができません。
自分の身を守ること。
その場を耐えること。
不安に対処すること。
そういったことにエネルギーを使ってしまいます。
多くの子どもにとって、この安心・安全の土台、安全基地となるのが、お母さんやお父さんです。
お母さん、お父さんが子どもにとっての安全基地であり続けることは、子どもの自走にとってとても大切です。
家庭の安心感は、親子関係だけでつくられるものではない

多くのお母さんたちは、子どもへの関わり方を一生懸命見直しています。
声かけ。
距離感。
見守り方。
いろいろな関わり方を勉強されていると思います。
もちろん、それもとても大切です。
でも、子どもが感じる安心・安全の土台は、親子のやり取りだけでつくられているわけではありません。
子どもの成長に必要な安心感には、親子関係だけでなく、夫婦関係も影響しています。
子どもは、家庭全体の空気を感じています。
言葉だけではありません。
家族の表情。
声のトーン。
大人同士がどんな関わり方をしているか。
お母さんとお父さんがどんなやり取りをしているか。
家庭の中にどんな雰囲気が流れているか。
そうしたものもすべて、子どもが感じる家庭の安心感につながっています。
夫婦関係は、親の心や家庭の空気を通して子どもに伝わる

夫婦関係と子どもの成長については、さまざまな研究も行われています。
夫婦関係の状態が、まず親自身の心理状態に影響します。
心に余裕があるのか。
緊張しているのか。
防衛的になっていないか。
そして、その親の心の状態が、子どもへの関わり方や、家庭の空気感として表れます。
子どもは、そうしたものを感じ取りながら、
「この家は安心・安全な場所なのか」
ということを判断しています。
家庭が安心できる場所だと感じることができれば、子どもは外に向かって挑戦したり、やる気を持って頑張ったり、自分で考えて行動したりしやすくなります。
つまり、
夫婦関係の状態
↓
親自身の心の状態
↓
家庭の空気や子どもへの関わり
↓
子どもの安心感
↓
挑戦や自走
という形で、つながっていくことがあるのです。
子どもの成長や自走を考えるとき、子どもとどう関わるかだけではなく、夫婦がどう関わっているかを見直すことも大切です。
夫婦関係を見直すときに「相手を変えよう」としない

夫婦関係を見直すときに、一つ気をつけてほしいことがあります。
それは、相手を変えようとしないことです。
夫婦関係について考えると、
「パパが変わってくれたらいいのに」
「私ばっかり頑張って、パパは何もしない」
「パパは大きな子どもと同じ」
そんな気持ちになることもあると思います。
でも、
「相手が悪い」
「相手を変えたい」
という考え方のままでは、良い関係をつくっていくことは難しくなります。
これは相手が子どもでも、大人でも同じです。
「私は正しい。相手が間違っている」
「私はやっている。相手はやっていない」
という評価や批判の目で相手を見ると、関係はなかなか良い方向には進みません。
大切なのは、相手を変えようとするのではなく、自分自身の見方や関わり方を見直していくことです。
配偶者のことを、一緒に幸せになるためのパートナーとして見る。
愛や感謝を土台にする。
そして、一人の人間としてリスペクトの気持ちを持って関わっていく。
これがとても大切です。
まずは「自分がどんな気持ちで相手を見ているか」を見直す

ここまで読んで、
「うちも、夫婦関係に少し問題があるかもしれない」
と感じた方もいるかもしれません。
そんなとき、
「相手に変わってほしい」
と思う気持ちが出てくるのは自然なことだと思います。
でも、まずは相手を変えようとするのではなく、自分自身の相手への見方やマインドを見直してみてください。
私は今、どんな気持ちでパートナーを見ているだろう。
批判する気持ちで見ているだろうか。
「やってくれない人」として見ているだろうか。
それとも、一緒に家庭をつくっていくパートナーとして見ているだろうか。
子どもの自走や成長のためにも、まずは、
「私は配偶者に対して、どんな気持ちで関わっているかな?」
というところから見直してみてください。
その積み重ねが、家庭の安心感につながり、その先に子どもの自走や成長があります。
まとめ
子どもが勉強しない。
やる気がない。
自走していかない。
不登校になっている。
そんな悩みがあると、どうしても子どもへの声かけや関わり方ばかりに目が向きます。
もちろん、それも大切です。
でも、子どもの自走には、家庭全体の安心感も深く関わっています。
そして、その安心感は、親子関係だけではなく、夫婦関係からもつくられています。
子どもは、お母さんとお父さんの表情や声のトーン、関わり方、家庭の空気を感じています。
だからこそ、子どもの状態を変えようとする前に、夫婦関係に目を向けてみることも大切です。
そのとき意識してほしいのは、
相手を変えようとしないこと。
とジャッジするのではなく、相手を一緒に幸せになるためのパートナーとして見てみる。
愛や感謝、リスペクトの気持ちを土台に関わってみる。
そしてまずは、
と、自分自身の見方から見直してみてください。
家庭が子どもにとって安心できる場所になることで、子どもはその安心を土台に、外の世界で挑戦し、成長していくことができます。
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