正しく聞いて正しく伝えるちから
こんにちは。
テラコヤイッキュー渡邉です。
またまた塾長面談で驚いた、生徒の成長をお届けします♫
塾長面談は3ヶ月に1度のスパンで行っています。
今回面談したのは、中3の女の子。
3ヶ月前の自分と今の自分で、変化したところや、前はできなかったけどできるようになったことがあったら、教えて!
と聞いたところ…
前より、「会話」が上手になりました!
とのこと。。
か、会話!?
勉強にあんまり関係ないけど、会話が上手になったってなんだか興味深い!
それってどういうこと〜〜〜?!?!
これまでは自分の気持ちを読み取ってくれる人との会話が多かった。
だから自分のことを察してもらっていたんです。
面談で自分のことを全く知らない人と話をすることで、
「伝えようとしないと伝わらない」ということがわかった。
今までは、相手が聞いてきたことに対して答えるっていうことさえもできなかったけど、先生に聞かれたことに対して、まっすぐ答えてから理由を答えるようにように工夫してみたり、面談前に「今日はこうしてみよう」って考えて実行したり。「いや」の否定から入らず、「そうですね」から始めてみたり、相手が言いたいことを聞き逃さないようにメモを取りながら臨んでみたり、工夫してます!
え〜〜〜〜めっちゃ面談有効活用できてるやん!そんな風に感じてくれててうれしい!!
お互いをよく知っている、家族や友人、学校の先生、クラブチームの監督…こういった人たちとの会話だと、お互いに言葉の裏にある気持ちを察しあったり、相手が伝えようとしていることを予断することができます。
自分の考えていることも、
正しく伝えようと意識しなくても、言葉にならなかったところまで相手が察してくれる。
でも、テラコヤイッキューの面談で、それが「誰にでも通用すること」じゃないということがわかったと。
この「気付き」、すばらしい!
生徒は「会話」と言っていたけど、この子がこの3ヶ月で身に付けた力は「正しく聞き、正しく伝える力」かと思います。
この力、勉強には関係なさそうに見えて、実はすごく大事な力。
高校入試で必ず課される【面接試験】でめちゃくちゃ役立つ力ですよね!
相手の話の要点を読み取る力が、国語の読解でも役に立っているとも言っていて、
1から10を吸収して自分のものにしているこの生徒、強い!!!と感じました。
さすが、2ヶ月で5教科偏差値を5ちかく上げてくるだけあるな、と。
これから受験に向けて、学習していくだけでなく面談や日々の振り返りなど、生徒たちに課しているタスクをこなしていくことでまだまだ、もっともっと成長していくはず!と、とってもうれしくなりました。
相手が何を答えてほしいのか、正確に聞き、
自分のこと、伝えたいことを正確に伝える。
これがしっかりできない生徒って、意外とたくさんいます。
「そういうことじゃなくて〜〜」ってツッコミを入れることもしばしば。
でも、この子みたいに『面談を通して、正しく聞いて正しく答えるちからを身につけよう』という気持ちで指導を受けてくれたら。
毎回の面談で、「聞き、伝える力」についてPDCAを回していくとしたら。
毎週の面談を通して、正しく聞き、正しく答える力は確実に身につけることができる。
定期的な面談にはこんな付加価値もあったのかー!と、驚き、うれしく思います。
生徒たちが、テラコヤイッキューに私たちが予想していなかった価値を創造してくれます。
これがめちゃくちゃうれしい瞬間です!
正しく聞き、正しく伝える力は、面接試験だけでなく、この先社会に出てからもずっと必要とされるちから。
またひとり、良い人材が育っているなと感じます。
ひとりひとりの成長を感じながら、引き続き塾長面談週間を楽しみます♫