「目標」は、今を充実させるためにある
こんにちは。
テラコヤイッキューわたなべです。
先日の保護者の方との女子会で、こんな話題があがりました。
「Notionでのタスクリスト作成や報告がつまらなくなってきた」
「毎日のルーティンが、何のためにやってるのかわからなくなってきた」
おっ…と!
高校生向けのオトナ女子入門でも、マンネリになってしまい、最初ほどの勢いで取り組めなくなってしまう生徒がいます。
今回、お母さんたちからも同じような話が出てきて、「おっと!」と思うとともに、「やっぱりこれが大事」と、マンネリ防止のために必要なことを再確認できたので、
それについて書きますね。
日々がマンネリ化していくのはなぜなのか
〘名〙 (mannerism)⸨マナリズム・マンナリズム⸩ 一定の技法、形式などが惰性的に繰り返され、型にはまって独創性や新鮮さを失うこと。また、その傾向。マンネリ。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について
毎日同じことを繰り返す中で、
新鮮味が薄れ、何のために行っているのか、意味を感じられなくなった状態が「マンネリ」と言えます。
マンネリ化していく原因は何なのか。
それは、今行っている行動が良くも悪くも当たり前になってきて、それ自体に「意味」を見いだせなくなってしまっていることではないでしょうか。
最初は、「こんな風になりたい!」など何か目標やなりたい姿があって始めたことでも、
日々繰り返す中でだんだん「何のために」の部分を忘れてしまう。
だから、ただただ同じ行動を繰り返すだけになり、
マンネリを感じてしまう。。。
私はそう考えています。
穴を掘るために穴を掘るのは、やっぱりしんどい
以前、ブログやラジオでもお伝えしましたが、人間にとって一番つらい拷問は、穴を掘って埋める、をただただ繰り返させられること。
人間は意味を感じられない行為を繰り返すことが、とっても苦手な生き物です。
勉強も、筋トレも、タスク作りや報告も、
「何のために?」が抜けてしまうと
「勉強する」ための勉強。「筋トレする」ための筋トレ。「報告する」ための報告。になってしまう。
行動自体が目的になってしまっている状態。
そうなると、ただ穴を掘って埋めるのと一緒、退屈で、面白みのないものになってしまいます。
私がタスク報告を毎日続けられるわけ
私は一年以上継続して、その日のタスクをリスト化し、仲間に共有すること
夜にどのタスクができて何ができていないかを再度共有すること
これをほぼ毎日継続しています。
朝起きる→タスク送る→仕事する→タスク送る→寝る
365日ほぼほぼ毎日、この繰り返し。
ともすれば「つまらないこと」になってしまいそうな毎日のタスク共有を、私はなぜ1年以上継続できているのでしょうか。
それは、タスク共有それ自体は手段であって、目的ではないから。
タスク共有の先に、目的があり、成し遂げたい目標があるからです。
私が毎日、誰かに自分のタスクリストを共有するのはなぜか?
それは、誰にも見られていないとサボってしまう自分に強制力を与え、継続するため。
ではなぜ、自分に強制力を与えたいのか?
それは、絶対に積み上げてきたいものがあるから。例えば毎週のブログ更新やラジオの配信、毎日の筋トレ、心のあり方など。
なぜ、それらを絶対に積み上げたいと思っているのか?
「こうなりたい!」という目標があり、それに必要なものだから。
なぜ、そのように目標を設定しているのか?
自分の人生を充実したものにしたいから。
なぜ、自分の人生を充実したものにしたいのか?
自分が明日死ぬとしても、「良い人生だった!」と言って死にたい。自分の人生に満足して死にたいから。
私は私にしか生きれない人生を生き、そして死ぬ。
なぜ?なぜ?なぜ???を繰り返した一番先にある、最終ゴール。
それは私にとっては「満足できる死」なのですが、
【毎日のタスク共有】という、それだけ見ると「意味あるの?」ということも、
私の人生の最終ゴール「満足できる死」につながっている、大切な行動なのです。
だから、毎日マンネリを感じることなく、続けることができる。
なぜ?を繰り返した先にあるゴールが、今の行動を意味あるものにしてくれる
と、いうわけで、
なぜ?を繰り返した先にあるゴール。
自分がどうなりたいか、の「目標」があるから、その行為自体に「目的」「意味」が生まれる。
目的や意味のある行動だから、継続することができる。惰性ではなく、自分に必要なものとして。
目標は未来を充実させるためにあるのではなく、今この時を充実させるためにある。そう考えています。
もしいま、日々の生活にマンネリを感じていたり、「飽きてきたな」と感じていることがある方は、
何のためにやっているのか、目的や意味、それがつながって何になるのかの「目標」を、もう一度考えてみると良いですよ。
目標や目的を忘れてしまっていたとき、
もしくは、そもそも考えられていなかったとき、
日々の行動は意味を感じられなく、つまらないものになっていきます。
毎日をつまらないものではなく、ぎゅうぎゅうに詰まったものにするために
目標・目的、時間をとって再考していきましょう♫
オトナ女子入門の生徒たちは、来月から【VISION BOARD】の作成を始めます。
自分たちが、何のためにオトナ女子入門を受講しているのか。
考え、今をワクワク前向きに過ごすためのワークです。
これを作り上げたとき、みんなにとってオトナ女子入門は、今よりもっともっと意味あるものに、価値あるものに進化するでしょう!!
みんなのビジョンボードを見るのが、今からとても楽しみです♫