勉強だけじゃなく、振り返り&記録も大切なワケ
こんにちは。
テラコヤイッキューわたなべです。
暑い毎日ですね〜〜〜💦
毎日バテそうな暑さが続いていますが、そんな中、私は生徒たちから元気・パワーを日々もらっています。
先日、生徒から新たな気付きをもらったので、それを共有します。
学習記録や振り返りは、野菜?!
「学習記録や振り返りは、食事でいうと【野菜】なのかなって思ったんです」
そう言ってくれた生徒がいます。
その生徒は、スタディプラスでの学習記録を付けられないことが多く、
それが毎週の振り返りの際に行う自己評価を低く付けてしまう原因になってしまっていました。
前の週に、
問題を解くだけじゃ勉強じゃないよね、
問題を解いて、答え合わせをして、直しをして、そのあと学習記録・振り返りまでして、やっと勉強が一通り終わるんだよ、
という話を伝えていました。
勉強が「終わって」から記録するのではなく、
勉強の最後に記録を付けて、勉強を終わる。
この意識でやってみよう!
ということですね。
これを伝えて一週間、見事に行動改善されました👏✨
それ自体がとってもうれしくて、面談のときにフィードバックをしたのですが、そこでのやりとりで「記録は野菜」発言がでてきたんです。
問題を解くのはお肉。振り返りは野菜。
どういうことー!?と聞いてみると、
問題を解くのは、お肉なのかなって。振り返りは野菜。
お肉だけでもお腹はいっぱいになるけど、野菜を食べないと健康にはならない。
勉強も一緒で、問題を解くだけでも勉強はできるけど、振り返りをきちんとすることで、その勉強の効果が高まるなと。
だから、記録って野菜なのかなって思ったんです。
とのこと。。!
生徒が自分で手に入れたこの気付き、すばらしくないですか?!
ただ、やれと言われたから学習記録を付ける、振り返りを行うことは誰でもできるけど、
なぜ学習記録をつける必要があるのか?
なぜ振り返りを行わなければいけないのか?
自分で『意味付け』を行うことで、目的をもって、その行動に取り組み、継続することができます。
この生徒の野菜発言は、まさに、自分自身で意味づけを行ったということですよね。
自分の頭で、納得できる理由を考えることができていることがすばらしく、とてもうれしいです。
どうせやるなら、意味のある勉強を。
たくさんの問題を、解くだけでも「勉強」にはなるのかもしれません。
でも、自分が取り組んだことすべてを自分の糧にするなら、その都度学習内容についての振り返りを行うことが必要です。
自分は何が理解できていて、何ができていないのか?
今日の勉強は自分にとって意味があるものだったのか?
自分の現在地はどこなのか?
こういったことは、ぼんやりと気づくことはあっても、その都度「言語化」して「残して」いかないと、自分の中に積み重なっていかないものです。
ぼんやり、「こうだったなぁ」と思っていても、次の日には忘れてしまっているでしょう。
自分がやったことを、チリにして、残していく。山にしていく。
どうせやるなら、自分の血肉にしていきたいですよね。
バランスの良い食事をとって、健康な身体を作るのと同じように、
問題を解くことも、振り返りを行うことも、
両方大事にしていきましょう!