目標に向けて頑張れる人になるために「感謝偏差値」を高めるべし!
こんにちは。
テラコヤイッキューわたなべです。
突然ですが、皆さんの『感謝偏差値』はいくつくらいでしょうか?
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先日、とある生徒との面談で
「やる気がでない状況を打破するのに一番有効なのって【感謝】だよね」という話をしました。
自分で自分のやる気をコントロールし、行動し続けられる人が優秀な人なのだとしたら、
それはイコール【感謝偏差値の高い人】なんじゃないか。
「やるぞ!」「達成するぞ!」と決めていても、
なんとなく元気が出なかったり、やる気が出なかったりで、行動レベルが下がってしまうこと、ありますよね。
そんな状態をどうやって打破する??っていう話を、高2の生徒と議論しました。
この生徒はとっても優秀な生徒。「学力」とは別の部分(EQや、モチベーションコントロール、セルフコントロールの力)にも伸びしろを感じる、とてもステキな子です。
なんだかやる気も、元気もない…何日も、同じ状態でダラダラ過ごしてる…
そんな状態になってしまうこと、私もあります。
仮説「感謝することで元気ややる気が湧いてくる!」
私は、やる気が出ない時、頑張りたいけど頑張れないとき、元気が出ないとき、その状況を打破するのに一番有効なコトは『感謝』だと思っています。
前向きになりたい!!
そんなとき、私は「感謝していること」をたくさん書き出すようにしています。
無理やりにでも、たくさん!一生懸命探しています😂
たくさん書き出していくうちに、どんどん気持ちが前向きに、ポジティブになっていくんです。
私にとって、感謝がやる気のみなもと。
私の感謝偏差値は、たぶん75くらいある気がします😂
なぜ、「感謝」することでやる気や元気が湧いてくるのか?
なんだか元気が出ない
なんだかやる気が出ない…
この状態がなぜ作られているのか?を考えてみると、そのひとつ前に「できない自分を感じる出来事」があったり、「嫌な出来事」があったりしませんか?
「やりたい!」と思ってることができなかったりして、それが原因でやる気が削がれることってあると思うんですが、それって「できる自分」を当たり前に思っているのに、それができない自分と出会ってしまい、自分に対して不足感や不満感を抱いてしまう…みたいな。
私が思う、元気が出ない・やる気が出ない…この根っこにある感情は
不満|満たされていない
不足|もの足りない・期待通りでない
の感情なんじゃないかな?と。
満たされていない。もの足りない。期待していた基準に足りていない。
そんな気持ちが重なって、「あ〜、もう嫌だ!」「何もかも放り出したい!」となるのではないかなと。
みんな大好きマズローの5段階欲求説に応用して考えてみると、
「満たされてない」「足りてない」って思ってしまうって状態は、承認以下4つの欲求が満たされていない状態を
自分で作ってしまっているってことなんじゃないかな?って思うんです。
元気が出ない、やる気が出ない、そんな状態の根っこが、「不満」や「不足」の感情なのだとしたら
自分で、その反対の感情を作ってしまえば良い。
不満・不足の感情の逆の感情…それは
『満たされている』『今の状態で十分幸せ』ということ。。
そう。
自分を囲むものすべてが「当たり前」でなく『有り難い』ものだという認識をもつこと。
イコール『感謝』
「不満・不足」の思い込みを打破し、感謝の力でやる気を取り戻す!
不満・不足の感情は、思い込みです。
自分が、そう思い込んでいるだけなんです。
生きている中で、当たり前のことなんて、ひとつもありません。
暖かい部屋で暮らせること、ご飯の用意をしてくれる家族、学校に行かせてもらっていること…こういった基本的なことから、
自分で「やる」と決めたことに取り組めていること
設定した目標を達成できたこと
衣食住の環境だけでなく、自分の行動・取り組んできたこと、頑張ってきたこと、、、
それもすべて、当たり前ではなく、自分が選択し、心・頭・身体を動かした結果、手に入れられるもの。
「当たり前」のものじゃないんです。
行動できる自分、頑張れる自分も全部、当たり前じゃない。
これを「行動できて当たり前」「頑張れて当たり前」と思ってしまうから、ふと「できない自分(当たり前でない自分)」と出会ったとき、やる気がなくなってしまう。
「あのとき頑張れたのは、周りの助けがあったからだ」とか、「自分自身がそのときの精一杯でやりきる選択をし続けたおかげだ」とか、環境にもだけど、『自分自身に感謝する』。
こうして、自分で作り上げてしまった「不満」「不足」の感情を『感謝』に転換、捉え直しをしていくことで
不満・不足が解消され、承認以下の欲求が満たされているということを自分の力で確認していくことができる。
そうすることで、「よし、やってみるか!」「もうちょいがんばろうか!」という自己実現欲求=やる気・元気が湧いてくる!!
こういうこと。
自分で自分のやる気をコントロールし、行動し続けられる人が優秀な人なのだとしたら、
それはイコール【感謝偏差値の高い人】である
不満・不足を感じたときに「感謝」で捉え直しを行うこと。
これが、自分のやる気コントロールにとても有効。
だとしたら。。。
自分の身の回りの環境や自分自身に感謝できる人=感謝偏差値の高い人は、自分のやる気をコントロールすることができる人だということ。
自分のやる気をコントロールし、行動し続けられる人は、誰から見ても「優秀な人」であることは間違いありませんね。
女子高生コース「オトナ女子入門」では、月1回、全員がNotionを使って自分の棚卸しページを作っています。
そこには、自分の学習履歴や努力の軌跡、楽しかった思い出などの振り返りを記入していくのですが、
その項目のひとつに『感謝』の項目があります。
意識していないと「当たり前」になってしまう自分自身の行動や、自分の周りの環境に目を向け、感謝の書き出しを行う。
そうすることで、自分自身が満たされていること『足るを知る』ことができ、自分自身のやる気を自分で引き出すことができるようになる、と思っています。
感謝偏差値まで高めることができる塾…たぶん、今はまだウチだけです。
モノや情報に溢れた現代を生きる人たち、特に、生まれてから何かが足りなくて困った経験をしたことのない、今の子どもたちは『足るを知るを知らない世代』と言われています。
「うちの子、もっとやる気を出してほしいんです」
「もっとガツガツ意欲的に生活してほしいんです」
こんな声を、お母さんお父さんからよく聞きます。
『足るを知る・を知らない子どもたち』は、やる気や意欲がなくて当然なのかもしれません。
だって、自分自身や環境に、「感謝」することが少ないのですから。
感謝偏差値が低いから、意欲もやる気もない。ってこと。
あなたの感謝偏差値はいくつ?
私は常々、子どもに変わってもらいたいと思うなら、まずは私たち大人が変わりましょう
と言い続けています。
このブログをここまで読んでくださったあなたの、感謝偏差値はいくつでしょうか?
「あれができない」
「これもできていない」
「これがたりない」
自分自身に対して、お子さん・家族に対して、『不満・不足』のメガネをかけてしまっていませんか?
『足るを知る・を知らない姿』を見せてしまっていないでしょうか?
子どもは大人の背中を見て育ちます。
感謝偏差値の高い大人に囲まれて育つ子どもはきっと、
その子自身も、「不足や不満」の捉え直しを行い、自分でやる気をコントロールし、行動し続けられる子どもに育つでしょう。
その逆も、然りです。
良くも悪くも、子どもは大人の影響を大きく受けます。
まずは私たち大人が感謝偏差値を高めていきましょう!
テラコヤイッキューの保護者コミュニティでは、オトナ女子入門(女子高生コース)と同様に、毎月自分の棚卸しを行う『マイジャーナル』の作成を行っています。
大人も一緒に学び、変わっていくのだから、子どもたちが成長するスピードも大きくなるに違いない!
そんな考えのもと、運営しています。(これは、テラコヤイッキューの生徒の保護者の方は皆さん無料で参加いただけます※2022年9月時点)
お子さんたちのために、私たちがまず変わる!
そんなお母さんお父さんが増えるといいなと思っています。