テスト勉強の計画が達成できないことは、悪いことじゃない!

自分を見つめる

こんにちは。テラコヤイッキューです。

うちではいつもテストの3週間前に、テストに向けた計画を立てるのですが…
ここでテスト前勉強についての「あるある」を。

やってるうちに、計画通りに進まなくなっちゃった…

提出ワークを3周するつもりで計画を立てたけど、結局ギリギリに1周目が終わった…

もーーこれね、
めちゃくちゃあるあるで。

今までどの塾でも、生徒にはテストまで学校のワークをどう進めるか、ワークだけじゃなくて暗記ものや場合によってはノートまとめなど、いつやるか、計画を立ててもらっているんですけど、

計画通りに出来る子って、まぁーーーー少ない。

そもそもテスト勉強を計画通りに出来る子って、
テスト勉強において、ワークを一通りやるだけでは目標達成できないって分かってて
自分で考えてプラスαで勉強を進められる子なので
「自走」出来る子=「塾が必要ない」子
のような気はするんですけどね。。

けど、勉強が苦手な子、嫌いな子だと、せっかくがんばって計画を立てても、
途中で挫折しちゃう、
で、いつの間にか「提出するため」の勉強になってる

最初はそのつもりじゃなかったのに…

そういうことがけっこう多いです。

うちの生徒にもいつも口を酸っぱくして
『自分のための勉強をするんやで!』
『何のために今行動しているのかいつも考えるんやで!』

と伝えているのですが、

やっぱり計画通りにいかないことはあって。

いつまでも先送り

計画通りに進められていない理由って、色々あると思うんですよ。

家族で出かけたり、部活で忙しかったり。
友だちと遊ぶ予定があったかもしれないし、
アニメを見始めたらいつの間にか3時間経ってた…とか
そもそもやる気が起きなかった…とか
眠くて最後までできなかったとか…

生徒が100人いれば、100通りの理由があると思っていて。

で、私が思ってること。
『計画通りにできてないことは、たいした問題じゃない』

できてないじゃん!とは、言いますよ。
せっかく目標立てて、こういう風にやったらできるようになる気がする!って計画を立てたんだから、計画通りにできてないってことは目標を達成できない可能性が高まるってことで…
そうならないように、自分を振り返って、行動を改めなさいよーとは言う。

けど、できてないこと、それ自体はたいした問題じゃない。

なんでかって言うと、
「計画通りに出来なかった」っていう事実と向き合えば解決策を見つけて自分の行動を改善するチャンスが生まれるから。

勉強以外のことを優先して時間を割いてしまっているんだったら、優先順位を見直して行動を変えていけば良い。

Youtubeの見過ぎだなって思ったら、じゃぁ、そっからどうする?を考えたらいいし。テスト期間中は動画封印するとか、いろいろ策は考えられる。

計画が自分のキャパシティをオーバーしているのであれば、そもそも3週間前からの取りかかりでは自分には遅い。
もっと早く始めないと、とか、学校で習ったその日に習ったところのワークはやるようにしよう、とか、(生徒によって1時間でできる量は変わってくるし、吸収力もそれぞれだから。)

いくらでも改善策が見つかる。

改善策を見つけたら?
それを実行に移す。


実行に移すのが難しいときもあるかもしれないけど、
そのときは「どうやったら実行できるか?」を考えて、
改善に向けて、自分の行動を近づけていく……

そこに、価値があるんだよ。

そうすることで、人間は『成長』するんです。

だから、「計画通りにいかなかった」っていう事実は、そのときのテストの点は悪くなるだろうし目標も達成できないだろうし、まぁまぁマイナスなんでしょうけど、その後の生徒の成長に生かせる…と考えれば、大局的にはマイナスではないんですよね。

ゴールは目先のテストじゃないから。

でもね、

それは、『できなかった自分』と『しっかり向き合う』ことができた場合

「計画だと今日の分はもうちょっと残ってるけど、けっこうやったからできたことにしちゃおう☆」

「ワークを学校に忘れたから、仕方ないや。」

「とりあえずはやったから、そこだけ記録して終わりにしよう(計画を達成できたかの振り返りをしない)」

できなかった自分、弱い自分を見なかったことにして、
「まぁいっか」
で済ませてしまう。

悪魔のささやき

そんな風にしていると、
せっかくの『自分の行動を改善するチャンス』を逃してしまい、
成長することはできないよね…

テストの点も悪くなる上に、自分の行動を改善するチャンスを失ってしまうと
その後も同じ失敗をきっと繰り返してしまうでしょうね。
そして、そのときも「失敗」を「失敗と思わずに」
延々と、成長することなく、人生を過ごすことになってしまうでしょう。

「あー、僕は全然、かまわないですw」
って心の底から思ってる人は、そのままでいいと思う。

けど、
なんとなく後ろめたい気持ちがあったり
こうなりたいなぁっていう理想があるんだったら…

それは自分に嘘をついてることになるから
一回、弱い自分と向き合ってほしいなぁ、と思います。

自分を見つめる

具体的にはどうするか?

『ありのまま、感じたまま、正直にスタプラに記録すべし!』

です。

変にかっこつけず、取り繕うことなく、
ありのままを、感じたままを。

『正直に』。

正直に記録する

自分に嘘を付かず、記録する。
記録できるってことは、
自分を客観的に見ることができてるってことだ。
そして、改善するにはどうすればいいか、考えていく。


…これって、「けテぶれ」じゃない?

け→テストに向けた計画
テ→テスト勉強→→→できなかった自分
ぶ→なんでできなかったの?分析、記録、改善策を考える
れ→次どうするか、実行に移す!

ちゃんと「記録に残す」のが大事。
自分を客観的に見ることができないと、本当の分析はできない。

記録に残すことで、積み上がる。

弱い自分と向き合うのは、いやだよねー
恥ずかしいような気もするし、
できれば自分を甘やかしたい。それはみんな一緒。

けど、『成長』って、弱い自分と向き合うところから一歩目が始まるの。
いつも言ってる『けテぶれ』もそうやん。

テストして、間違えた問題を把握するところからが勉強のスタートでしょ?

自分を知る

今日の自分、今日までの自分はこうだった。
『じゃぁ、どうする?』

ここが、入り口なんだよ。

いつまでも、そこにいたい?
それとも、もっと先の世界を知りたい?

いつまでもここにいたくない!
自分を変えたい!!
成績を上げたい!志望校に合格したい!お母さんやお父さんにほめてもらいたい!みとめてもらいたい!

『なりたい自分』があるのなら、
『今、マイナスだと思うこと』に向き合うことから始めよう。

マイナスな出来事も、誠実に向き合って、改善していけば、
いつか絶対にプラスになる。

(こっからおまけ)

つまずけばつまずくほど、プラスに変えられることが多くなるってこと、、、
私はこれに気が付いたときに思ったね。

私、最強やん!!!って。

そのときはマイナスに感じることでも、その次の瞬間からの自分の行動次第で、プラスに持ってけるんよ。
てことは、本当にマイナスなことなんて、人生に起こらないってことやん!!

自分の周りで起きること、弱い自分がやってしまったこと、できなかったこと
全てを自分のプラスに変えて、
前に前に進んでいってもらいたい。

それは、勉強だけじゃなくて、いつか自分の人生で大きな挫折を感じた時、絶対にあなたを助けてくれます。

昨日までの自分、
自分と向き合えてなかった自分、も含めた弱い自分と向き合って、
今日からの行動を変えていく。

何のためにやってるんだっけ?を考えながら。

大丈夫!
自分に向き合うところが最初の一歩!
まだまだ先に進んでいけるよ。

こっから一緒に進んでいこう!
マイナスをプラスに変える!この力をGETすれば、あなたも『最強』になれるから。

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この記事を書いた人

自分と向き合い、承認しコントロールする!学習EQを高める #自走式学習 でやらされ勉強から自主的な学びへ。 自走の力は生きる力。生徒の成長に合わせて手を放していく指導を。 【子どもから手を放し、自走へ導く】保護者の方向け講座は子どものコース以上の参加者で大好評★
好きなものはお寿司とビール

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