高学歴親という病|「心配」ではなく子どもを「信頼」するために

こんにちは。
テラコヤイッキューのわたなべです。
今日は久しぶりに図書紹介です。
前回紹介した本はこちら(夏頃でしたね)「叱る依存が止まらない」

今回紹介するのはこちらの本です。
ちょっとドキッとするようなタイトル。
でも、帯に書いてある言葉に目が止まりました。
子育ては「心配」を「信頼」に変える旅
まさに、いつも私が皆さんにお伝えしていること。
「心配じゃなくて、信頼しなくては」ということが
なんだか素敵な感じに書いてある!
これは読まないと…!と、ワクワク読みました。
結論から言うと、
めちゃくちゃ良かったです。
ぜひ皆さん読んでいただきたいです。
いつもお伝えしていることが、ほとんどそのまま書いてあって、
ここからパクってお伝えしていると思われるのではないかと思うほど。
私たちのオヤココースでの取り組みだったり、
日頃お伝えさせていただいていることの裏打ち、答え合わせにもなり、
またひとつ自分の理論がしっかりとしたものになったようでうれしかったです。
脳科学的なエビデンス、多種多様な事例、とても参考になる本です。
全力で子どもを信頼することが子育ての最終目標
一番、「大事だなぁ」と思ったフレーズをご紹介します。
私たちが運営するアクシスでは、「全力で子どもを信頼すること」こそが
子どもを育てることの最終目標であると伝えています。子どもの行動はリスクを孕み、
それを看過するとミスにつながる、それが見えたとしても、命にかかわらなければ
親は
「信頼して、待つ、見守る」ことを
し続けなければなりません。親の「かわいそう」や「良かれと思って」という感情からは、
高学歴親という病|p74
良いものは生まれないのです。
子どもの失敗する未来が見えたとしても、
命にかかわらないのであれば
「信頼して、待つ、見守る」ことをし続ける。
これが大事だと書かれてありました。
ね。
やっぱりそうなんです。
お子さんを心配して手出し口出しするのではなく、
信じて、見守る。
自分で気付く。
困ったときに、自分で直せるようになる。
そのときを待つ。
本当に、気の長い話かもしれません。
でもやっぱり、こういった関わりが、子どもを自立や自走に導くんですよね。
ニワトリが先か、タマゴが先か
先週、オヤココースを開始されるお母さんと面談がありました。
その面談で出てきた疑問。
「大丈夫」と心から思ってなくても、そう思う方に持っていけばいいのか?
こんな質問をいただきました。
わたなべからの回答は
「YES」
信頼する、とか、大丈夫と信じて見守る、ということ
これって、最初からカチっと切り替えてできる人もいれば、そうでない人もいる。
カチッと切り替えが難しい方は、
心から信頼することは難しくても、
信頼しようと努めてみてください。
信頼しよう、と努めてお子さんと関わることで、
その「信頼」をお子さんが感じとり、表情、言葉、行動が変わります。
主体的に動けるようになる。
そんなお子さんの変化が、お母さんの「信頼しようと努める心」の薪となります。

あ、変わった!
自分の心もなんだか軽い!
こうした実感が、次の「信頼」につながります。
この繰り返しで、信頼できる度が、少しずつ、少しずつ、上がっていく。
100%心からの信頼が難しい方は、
100%信頼しようと、がんばってみてください。
いつか、100%心から信頼できるようになっている自分に出会えますからね。
で…
このお話しをしたお母さん、
次の日にLINEで連絡がありました。
お子さんが自分から宿題をちゃんとできたと✨👏
も〜、すばらしい!
お子さんとの心温まるやりとり、
お母さんが行動できたことや
イライラせず平和に過ごせたこと…
教えていただき、本当にうれしかったです。
ね。
信頼しよう!って、頑張って取り組んでくださったから、
お子さんも変わるし、
お母さんも更に変わっていける、やってみたことを継続していけるんですよね。
サポート面談と個別LINEサポートの有用性
こういった取り組みに対して、
やっぱりサポート面談が必要だよなぁって思ってます。
インスタやブログでの情報発信はもちろん続けていきますし、
ここから学んで変わっていかれるお母さんたちも多いと思います。
でも、
その時々のお母さんの状況、お子さんの状況によって、
必要な声掛けやサポートって違ってくるんです。
一人っ子なのか、そうでないのか
お子さんの年齢
受験するのか、しないのか
お母さんのタイプ
ネガティブに考えてしまうタイプなのか、そうでないのか
何か思い込みがあるのか
イライラしてしまうのはなぜなのか
こういったことを
一人ひとり、お話しながら、紐解いていく。
そして一人ひとりに最適なサポートをさせていただく。
これができるのがサポート面談であり、LINEでの相談サポートだと思ってます。
毎日、オヤココースの仲間になってくれたお母さんたちから
LINEでお子さんの相談、声掛けの相談が寄せられます。
ひとりひとり、お返事しています。
これって、個別にお子さんの状況やお家の状況を知っていないと
やっぱり難しいんです。
SNSで見た情報をやってみても、効果がないなぁ
わかっているけど、自分を抑えられないなぁ
こんな方はぜひ、最初の個別相談にいらしてくださいね。